家電を設置するだけでも複数の電源コードが必要なので、綺麗な配線にする為には使用機器の用途別に配線ダクトの設置をお勧めします。
ただしパソコンの様に机に設置して使う機材の配線は、机自体に電子機器用の配線ダクトが設置されている物の方が費用も安くなる上に、コンパクトにまとめ易いのでお勧めです。特にお子さんも使う机の場合は、より絶縁性能の高い物の方が一人部屋にした時も安心できます。一方屋内に設置する電子機器の場所が点在している時には、配線ダクトの機器は側面に分線用の穴が空いているタイプを使用してください。
抜け止めを防止するストッパーが付いている物だと時間経過と共に配線が散らばる心配も無く、付箋等に配線状況を記しておけば、後から配線を変更する時にも便利です。天井や壁に電子機器を設置する時には専用の配線ダクトがあるので、湿気等の影響を防いだ上で配線場所を屋根裏にすることをお勧めします。
中でも空調システムは設置場所周辺に湿気が籠り易くショートの原因にもなるので、可能な限り断水性能の高い物を使用してください。さらにネットワーク回線と給電コードが混在している時には、コンセントでネットワーク回線の代用ができる機器と配線ダクトの設置がお勧めです。専門技術や知識が無い人でも簡単に設置できるアダプタタイプもあるので、通信ケーブルが床を占拠している状況に困っている方は使用をお勧めします。ただしコンセントも日常的に使用する時にはネットワーク回線とのスイッチング機能を有した物の方が生活の利便性を損なわずに済むので、複雑な配線ができない環境の方にお勧めです。