結束バンドは軽量素材で丈夫、価格も安いというメリットがあり、大量に使う際にも経費は掛からず劣化を起こしても簡単に交換できる特徴があります。
特に耐候性が高く品質の良いものであれば、熱や寒さにも強く、雨や雪にも耐えられるタイプが主流です。用途はたくさんありますが、結束バンドはカー用品にも使う方法があり、非常に便利なアイテムです。購入した自動車に何も手を加えていない方は必要性を感じることは無い場合が多い一方で、後付けパーツを取り付けている自動車にはコードの処理を行う際に断線の予防を行えます。カー用品に結束バンドを用いる事例では、シガーソケットやヒューズボックスから電源を利用するような場面です。
デイライトやフォグライトを取り付ける時、後付けホーンを取り付ける時、ドライブレコーダーや車内用のイルミネーション、増設ソケットやスイッチ類などのカー用品に使えます。カー用品で電源を必要とするタイプの場合は、配線のコードがプラスとマイナスに分かれていることと、シガーソケットに直接に差し込むタイプでも、配線コードは長めに作られていることが多い傾向にあります。
人気の高いドライブレコーダーの取り付け事例でも、前後対応の場合は後部に配線を引き込む作業が必要になり、大抵の場合でコードは余ります。ボンネット内での配線や車内での配線に対して、そのカー用品ごとに結束バンドでまとめてみると、引っ掛かりなどが無くなるので運転時に危険が生じることも無くなります。ボンネット内の利用に際しては、既存の穴を利用して固定すると、風圧や洗車時の水圧で断線することも避けられます。